地面に打ち込まれた鉄筋を引き抜く
庭の随所に鉄筋棒や単管パイプが打ち込まれていて草刈りの妨げになっているので、これらを引き抜く作業をやってみました。
こういった金属があちこちに打ち込まれていて、草刈りやその他の作業の妨げになるのでコツコツと抜いていこうと思います。
■使った道具
チェーンブロック
三脚用ヘッド
単管パイプ 2メートル×3本
三脚ベース
使い古しのトラックロープ
スリング
ラチェットレンチ
まずは抜きたい棒にロープをくくりつけます。
ワイヤクリップ(金具)を使う方法も考えましたが、あるもので試してみようということで、軽トラに脚立を積むときに使っていた古いトラックロープを使用しました。
このコイル状の結び方は、ツリークライミングでよく使われるシュワビッシュヒッチというフリクションヒッチです。引けば引くほど鉄筋を締め付ける仕組みになっています。
チェーンブロックに掛けてある結びはオーバーハンドループです。オーバーハンドループはシンプルで縛りやすいですが、締めると非常に解きにくい欠点があります。
抜けたところ。土中には80センチほど刺さっていました。
全力で揺すって抜こうとしてもびくともしなかった鉄筋がすんなり抜けました。
もう一本試してみます。
今度は地上部10センチほどしかありませんが、シュワビッシュヒッチはしっかり締まります。
すんなり抜けました。
次は単管パイプです。
今度はロープではなくスリングを使います。
とっかかりを作るため、横棒を下の方まで下げて、クランプをしっかり締めます。
地中部分が長いためクランプの付け直しが必要でしたが、問題なく抜けました。
作業後は庭を巡回。
蝋梅が見頃でした。
今日は春一番が吹いたそうです。