庭の日誌

庭仕事がライフワークです。

センダンの伐採〜木陰の有り難みを思い知る

道路際のセンダンが大きくなり、枝が電線に掛かっているので、伐採する事になりました。

 

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完全に道路にオーバーハングしています。

 

一番のネックは、下の写真の黄色い丸の部分です。カール状のケーブルの間を枝が貫いてしまっています。先から慎重に落としていきましたが、案の定枝が引っ掛かりヒヤヒヤしました。

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センダンの木は、大雑把に言うとY字型に枝を広げるので、真上のアンカーが取れず、ビギナーの私にとってはチャレンジングな木登りとなりました。

 

登り始めの写真です。最終的には黄色い丸のあたりにアンカーを取りました。アンカーに出来る枝又が少ないので、出来るだけ凹凸のある枝にスリングを掛けてアンカーにしました。

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こうしてみると大した高さではないことが分かります。

でも、脚立を使ってやるとなると枝が落ちる方向に足場があるので非常に危険なうえ、脚立を立てるとどうしても道路にはみ出してしまいます。

というわけで、このぐらいの木でもロープアクセスに分があると感じました。

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新調したt540xpは最後の伐倒の時だけ使いました。

 

スリングで吊った枝が無人の脚立にヒットしたり、ロープランナーにTシャツの袖が巻き込まれたり、色々ありましたが、怪我なく終われ良かったです。

 

作業前

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作業後
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木陰は失われましたが、スペースは広がりました。

 

この日は気温が40度に達する猛暑日でした。

脇のケヤキの木陰が無ければ作業はもっと辛いものになったと思います。

大きな木の木陰は本当にかけがえのないものだと改めて感じました。