金木犀を透かす
先日の手入れでキンモクセイなどを剪定しました。
作業中
作業後
2年目の手入れで、大分忌み枝(管理上・美観上望ましくない生え方をしている枝)が抜けてきましたが、まだまだ太い交差枝が残っています。
5時に作業を終え、旦那様とコーヒーを頂きながら会話しました。
今まで刈り込みで管理されていたので、旦那様は透かされた後の葉の薄さや、花が咲くかどうかを心配されていました。
それに対して私は、このブログで述べ続けているような「フラクタル構造が云々・・」などという理屈は言わず、「春の芽吹きを経て、秋になれば枝ぶりが良く花付きの良い金木犀が楽しめるはずです。」と申し上げました。
剪定で葉が薄くなると、お客様は心配される場合が多いです。
しかし、この時期は凡そどんな木も盛んに新芽を出しますので、直ぐに緑も濃くなるはずです。
適切な剪定がなされていれば、形も崩れにくく、長く鑑賞に耐える樹形を保ってくれると思います。
そのあたりをどうやって説明し、安心して頂くかも腕の内だと思いました。
【作業内容】
金木犀 大小一本ずつ
モッコク 大 中透かし程度の手入れ
高野槙 大 立ち枝・忌み枝除去
イトヒバの伐採
など