白枯れ - オオクワガタと河津桜
庭の河津桜も花が終わり、すっかり若葉の頃になりました。
この河津桜は、4〜5年前にぶつ切りにされ傷んでしまったため、現在も一部の枝が立ち枯れています。
先日庭に寄った時に、桜の枯れた枝が落ちて引っかかっていたので回収してきました。
この枯れ枝がたまらなく良い白枯れだったので、またオオクワガタの産卵木にしてみたい欲求が頭をもたげたのです。
※白枯れとは、枝が立ち枯れして白色腐朽菌により腐朽したようすです。
そういえば、昨年も河津桜の立ち枯れた枝を切り取って、オオクワガタの産卵木にしました。
この時記事に書いた産卵木にはおそらく数個の卵が産卵されました。その後、卵から孵った幼虫が木の芯を残して齧り尽くしていました。
もう殖やすまいと思いながら、オオクワガタの生命力、そして白枯れした我が庭の枝という条件が揃っては、やらないわけにはいかないのです。
【手順】
①持ち帰った枯れ枝を切り分け、レンジにかける。
②余っていた針葉樹ペレットを飼育ケースの底に敷き詰め、枝を投入
③粗熱が取れたら、昆虫ゼリーとオオクワガタの♂♀を投入
今回ペアリングするのは、2020年に月夜野きのこ園さんから購入したオオクワガタ成虫のペアから生まれ、昨年6月に成虫となった♂83mm♀52mmのペアです。
購入した成虫のペアの世代をF0とすると、今回ペアリングする♂♀がF1、このペアから卵が産まれればそれはF2となります。
毎年もう打ち止めと思いながら、夏が近づくと同じ事を繰り返す。
避けられない宿命のようなものを感じました。(きっとまた怒られます)