門柱を抜き、穴を掘る
昨日は休みだったので、午後からまた作業をしてきました。
今回は朽ちてきた鉄の門を撤去します。
今日もチェーンブロックが活躍しました。
すぐ隣に立っていた鉄柱も抜きました。
基礎が抜けた後の穴は埋めず、竹炭を入れて枝葉や丸太で軽く蓋をしておきました。
このあたりは土が湿っぽいので、少しでも土中の水分が抜けてくれればと思います。
その後、縁石として埋まっていた板状の石を取り除くために穴掘りをしました。
穴掘りは竹の根との戦いでした。
土は湿っぽく、いかにも竹や笹が繁茂しそうな状態でした。
80センチほど掘ると、どんどん水が湧き出してくるので、こんなに浅いところでこんな事になっているのかと驚きました。(最近雨が降ったのもあると思いますが)
10年ほど前に枯れた松はこの付近に植わっていました。
おそらくこの付近は全部こういう状態なのだと思います。
とにかく水が滞留している雰囲気に満ち溢れています。
この土地から一段下がった南側に、他所の方の畑地、そしてその南に水路があります。
理想的な環境ならば、水路に向かって水が捌けていくのだと思いますが、そもそも水路はコンクリ3面護岸であり今の時期は水門によって水が止まっています。
比較的高めのこの場所も70から80センチ掘ればこの状態という事は、この一帯の土中はどうなっているのでしょうか。
南にある畑地は何も耕作しておらず、草が茂らないよう定期的に耕運機をかけているようです。
なにも耕作せず、ひたすら耕運機で耕し続けた土地というのは、表面は良さそうでも少し掘ると土が締め固まって、耕作地としても酷い環境であるという話を聞いたことがあります。
雑草や竹も、その土地に必要であるから生えているわけで、彼らが居なければますます水の滞った環境になってしまい、ただ取り除いてしまえば良いというわけでは無いようです。
石を除いたあと掘った穴には竹炭を入れ、丸太や枯れ竹、枝葉を絡ませながらを入れておきました。
本当は周囲に溝堀りをしておきたいところですが、夕方になってしまったので今日はここまでにしました。
作業前に車を停めた時、先日絨毯を剥がした場所にキジがいました。
人間が近寄るとすぐ飛んで逃げるのに、車はそこまで気にしていないようです。